2021.11.11
【★弊社13周年に想う】創業時から変わらない弊社の哲学
梅本 洋一
【★弊社13周年に想う】
明日11月13日は、弊社、インディペンデント・フィデュシャリ―の創業13周年記念日です。
お陰様で14年目に突入します。
弊社は創業以来、学校法人、公益法人など非営利法人基金様にとっての
「持続可能な資産運用」を一貫して助言・サポートして来ました。
今後、このような基金様の持続可能な資産運用の確度を
更に高められるように、弊社人材の増員、育成、チーム
対応できるよう編成を整えることにも取り組んでおります。
以下は、創業時から変わらない弊社の哲学です。
今後についても変える必要は無いと考えています。
(1) 資産運用の世界では、プロアマ問わず、将来のことを判る人は誰も存在しません。
(2) この避けることの出来ない制約条件の中で、投資家はリスクを避けつつ、投資リターンを得る為の意思決定を行い続けていかないといけない宿命なのです。
(3)健全な投資のリターンは、どれだけその投資を続けられたか、その投資期間に比例すると考えます。
(4) また、最終的な投資の成否は、金融市場がいかに振舞ったかでは無く、投資家自身がそれに対してどのようにリアクションしたか(投資家がどう振る舞ったか)で、その多くが決まると考えます。
(5)その為には、投資家みずからが主体的、能動的に理解、管理できる範囲に、運用内容と管理体制を留め続ける必要が有ると考えます。
(6) 弊社は、上記のような法人投資家(=公金の管理運用を行わなくてはいけない受託者=フィデュシャリー)が、より良い意思決定を下していただけるようサポートする。
(7)その為には、弊社も法人投資家と利益相反しない受託者責任(=フィデュシャリー・デューティー)を負う。
(8)投資家が取引する金融商品や金融機関口座に全く関係なく、必要・ベター、あるいは消去法的に残る、と思われるアドバイスのみを行い、それを正当に評価してくださったクライアントだけから対価をいただく。
また、その為には、資産運用そのものに対する知識・専門性・経験と同じか、
それ以上に、法人組織全体に対する包括的コミュニケーション能力
(各組織の人事(異動)・会計/決算・意思決定プロセスなどに対する
配慮したコミュニケーションができること)が不可欠であることも、
創業からの13年間での教訓です。
引き続きよろしくお願いいたします。
インディペンデント・フィデュシャリー株式会社 代表 梅本 洋一