2017/03/30

3月末にスタートした取崩し運用ですが2か月を経過しました。
経過データを更新しました。
4月・5月はフランス大統領選挙、北朝鮮問題、シリア情勢、ロシアゲートなど不安要素も多くありましたがマーケットは堅調に推移。データをご覧いただくとわかりますが、5月末時点での評価額が約3050万円と、9月に取崩し予定の分は今のところ確保できている状況です。
分配金も今のところ想定通り出ているので、大きな変動がなければ元本を取り崩さずに分配金部分だけで9月の取崩しは賄えそうです。
たまたまこの2か月は堅調でしたが、時として表のベンチマークを下回るときが必ずある、ということは頭の片隅に置いておいてください。そのような時も運用を継続することで平均的に期待できるリターンを長期的に得ることができると考えています。
分配金について
ETFの分配金は株式の配当や債券の利息と同様、収益分のみの払い出しになります。
一方、投資信託の分配金は、その投資信託が組入れている有価証券等の配当や利息以上になることがあり、運用益以上の分配金を受取ると元本が減ってしまうことがあります。
利用している投資信託で言えば、S社の米国投資適格債ファンドは毎月20円の分配金(2017年5月)に対して基準価額が9500円程度なので、分配金の利回りとしては、2.5%程度。アメリカの金利水準から考えても無理のない水準と考えられます。
N社のハイブリッド証券ファンドは、毎月70円の分配金です。基準価額が10400円程度なので、約8%の利回りになり、実際に組み入れているハイブリッド証券の利回りは、マンスリーレポートによると6%強なので、少し出しすぎの印象があります。
投資信託のマンスリーレポートを見て分配金の適正水準をざっくりと把握する方法は以下の記事でご確認ください。