2017/03/30
日本ではお金に関する教育が不足している
金融リテラシーが必要だ
資産運用で成果を出すためにはマーケット分析が必要だ
よく言われることですね。
当サイトでは、3つの質問に正解できるなら、十分な金融リテラシーをお持ちで、長期の資産運用で成果を出すことが十分に可能だと考えています。
あなたは2人の友人(Aさん、Bさん)から100万円貸してほしい、と頼まれています。
Aさん
- 誠実。
- 過去にも少しお金を貸したことがあるが、約束の日には催促せずとも返してくれた。
- その時は少額だったので特に何も言っていなかったがお礼にと、ケーキをくれた。
- 安定的な仕事についている。
- 住まいは賃貸だが家族もいる。
- 実家は持ち家、親は公務員。
Bさん
- ちょっといい加減なところがある。
- 過去に小さい貸しを反故にされたことがある。
- 40歳独身。フリーター。木造アパート暮らし。
- 実家のことはよく知らない。
Bさんには貸さない、という声が聞こえてきそうですが、それはちょっと置いておいて
今回は金額も多いので利子をもらうことにしました。返済期間は2人とも同じです。
さてここで問題1です。
Aさんには5%の利子をもらえれば貸しても良いと思っています。
仮にBさんにどうしても貸さなければいけないとすると、Bさんの利子は何%にしますか?
- Aさんより低い利子
- Aさんと同じ5%の利子
- Aさんより高い利子
何番になりましたか?ひっかけや難しい知識なしで、皆さんが持っている常識で答えてくださいね。
別のケースです。
あなたの友人のCさんは起業の準備をしています。そこでDさん、Eさん、あなたの3人はそれぞれ100万円を貸してあげることにしました。
貸し借りについての約束ごとは以下の3通りです。
Dさん
- 毎年元利金を返し、5年後には完済する。その場合の利息は年3%とする。
- 事業が順調でも不調でもとにかく毎年元利金を返す。
- 担保と保証人をつける。
Eさん
- 毎年利息を返す(元本据え置き)。
- 5年後に元本をまとめて返す。
- 担保や保証人はつけない。
- 事業が順調でも不調でも必ず約束通り返す。
あなた
- 返す時期や金額は決めない。
- うまくいったらお礼は頼むよ、と言って貸す。
さてここで問題2です。
Dさんは3%の利息で貸すことにしました。それを聞いたEさんは、以下のどれを選びますか?
- Dさんより低い利息で貸す
- Dさんと同じ利息で貸す
- Dさんより高い利息で貸す
どちらが回収が早そうか、また、Cさんが万一の時は、などを考えればわかりますよね。本当に自分のお金を貸す、と思えば多分それが正解だと思います。
問題3、最後の問題です。
Cさんの事業は順調に拡大しました。いまでは事業家としての名声もあります。そんなCさんからのあなたへのお礼がDさんやEさんより少なかったらあなたはどう感じますか?
- 役に立ててよかった。
- うるさいこと言わずに黙って貸してあげたのに細かい条件をつけたDさん、Eさんよりお礼が少ないのは釈然としない。今回はきちんと約束してなかったからしかたないが、2度とCさんには融通してやるもんか。
あなたはとても良い人だと思いますが、「お金」にフォーカスした常識で答えてくださいね。
いかがでしたか?そんなに難しくなかったと感じた方がほとんどではないでしょうか。
この3問が正解なら、少なくとも当サイトで提唱する資産運用の方法で高い確率で成功することができると思います。
また、これが理解できればほとんどの金融商品をみて自分で判断できるようになります。