2017/03/30
世の中には投資や資産運用について実に様々なやり方、お勧めがあります。書店に行けば、全く異なる考え方、方法のものが普通に隣同士に並んでいます。どれを読んでももっともらしくなかなか選ぶのが大変です。
テレビや新聞などでも毎日のようにマーケット動向を伝え、値動きの原因と今後の展望を解説しています。
的確に将来を予想することが資産運用の成功のカギであるとだれもが考えると思いますが、当サイトでは、「そんなことわからいじゃない」というところからスタートします。
えー、わからないのに何で資産運用で成果を得ることができるの?と思いますよね。
でも、わからなくても成果を得ることができるんです。事実10年前の2007年、井上さんは投資をスタートしましたがその2か月後にリーマンショックが来るとは知りませんし、予想もしていませんでした。リーマンショックのさなかでもいつぐらいに回復するかわかりませんでした。(井上さん投資家になる参照)
でも、それなりに成果を得ています。アドバイスをしていた私も井上さんも何も予想はしていません。
値動きの予想をしないのになぜ成果がでるのか?
それは、金融リテラシークイズをクリアした方ならもうお分かりだと思います。
投資とは基本的には誰かにお金を貸すことだからです。
あなたは住宅ローンや自動車ローンなどお金を借りたことはありますか?
そのお金は返済していますか(しましたか)?
そうなんです。馬鹿馬鹿しいほど当たり前のことですが、
借りたお金は返す、ことになっているんです。
これが資産運用が報われる理由なのです。当サイトの定義では、
投資とは、
今すぐ使わないあなたのお金を誰にどのような約束で貸すかを決めること、
としています。
つまりあなたは誰かにお金を貸しているのでよほどのことがなければお金は返ってくるはずなのです。
仮にこれが投資で報われるカギだとすればものすごくシンプルではないですか?当たるか当たらないかわからない日々のニュースや予想に煩わされず、じっくりと自分の今後の資金需要(いつぐらいまでにお金を回収しなければならないか)を検討し、お金を貸す相手と約束ごとを決めればよいのです。
こう考えれば大きな失敗をすることはありません。銀行や証券会社に騙された、変なものを勧められた、なんてことも起こらないですよね。