2017/03/30
企業型のメリットの一つは手数料です。
個人型では加入者である個人が手数料を負担します。 例) SBI証券の場合
一方、企業型ではこのようなコストは企業が負担するので、企業型を採用している企業の従業員は負担なしで確定拠出年金に加入することができます。
では、上記SBI証券の例で計算をしてみましょう。
個人型(イデコ)に加入。毎月10,000円の拠出をした場合(キャンペーン等考慮せず)
資産残高50万円未満の場合
1年目 120,000円-9,749円=110,251円 → 9,187円/月
2年目以降 120,000円-5,892=114,108円 → 9,509円/月
これが実際に投資信託を購入する金額になります。
一方、企業型はこれらの手数料は企業が負担します。したがって、
初月 10,000円-0円=10,000円
2か月目以降 10,000円-0円=10,000円
最近は選択制確定拠出年金と言って、すべての従業員ではなく、希望者だけが加入できる制度を採用する企業(特に中小企業)が増えています。お勤め先に確定拠出年金の制度がある場合には、選択制でも積極的に利用を検討することをお勧めします。