資産運用ガイド

確定拠出年金、ideco、投資信託、資産運用のアドバイザー

積立運用の記録 2017年5月 積立3回目

time 2017/06/03

積立運用の記録 2017年5月 積立3回目

評価額等の推移(5月末の基準価額で10,000円追加購入したデータを更新しました)

合計で3万円の積立投資をして、評価額は、30,422円、良くも悪くもこんなものか、と感じているかもしれません。また、中にはこの調子だとすごく殖えるぞ、と期待している方もいるかもしれません。
まだ初めて間もない方、投資期間が長い方、は一喜一憂せずに継続しましょう!

資産運用は山登りみたいなものです。
アップダウンを繰り返しながら、気づいていたら高いところまで登ってきた、というイメージです。時として急坂を下ることもありますし、急登の時もあります。またこの2ヶ月のように穏やかな登りの時もあります。しかしながら一歩一歩進んでいくと早い遅いは別にしていつかは高く景色のよいところにたどり着きます。
この一歩一歩というのが、投資をしている企業(この場合はインデックスファンドなので世界中のすべての企業)の日々の経済活動、と考えればよいと思います。

この春は、フランス選挙、シリア情勢、北朝鮮情勢など不安要素がありましたが、マーケットは今のところ比較的堅調に推移しています。時として大きな下落をすることも十分にあるということを頭の片隅に入れておいてください。それにより下落時も冷静な対応ができます。

毎月の積立の初期なので値下がり、値上がりがあってもそれほど大きく何かを変える必要はありませんが、仮に大きく値下がりしたら毎月の積立額の増額を検討する、ぐらいの準備(心づもり)をしておくと良いでしょう。
勿論、その場合でも少なくととも5年程度は使う予定がない資金で、ということは平時と同様です。

過去に何年も積み立てをしていて、すでにある程度まとまったポートフォリオになっている方は、一括運用のコラムを参考にしてください。毎月の積立額に対してポートフォリオの金額が大きいので、一般に言われている値下がり時に購入するのでリスクが減る、といった理屈は成り立ちません。

日々のニュースについて
大きな下落があると大きなニュースになります。例えば、
「1日で●兆円消失」とか、「当面は調整が続く」、とか「リーマンショックの再来」、などです。
日々の値動きで投資の利益を得ることを目的としている人はこれらのニュースに敏感になる必要がありますが、確定拠出年金のような長期の積立の場合には、あまり気にする必要ないでしょう。