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一括運用の記録 2017年6月 3か月経過

time 2017/07/03

一括運用の記録 2017年6月 3か月経過

2017年3月末に開始した一括運用も3か月経過しました。
この春は、フランス選挙、北朝鮮問題、アメリカ利上げ、など少し心配なイベントもありましたが、結果としては、
1000万円が6月末の時点で、約1030万円と堅調な滑り出しとなりました。

評価額の推移データ

ほっとしている方、
こんなことならもっとやっておけば良かった、
3ヶ月で30万=3%なら年利12%だ、などと皮算用をされている方、

また、

本当にこのまま続くのか、
もっとニュースやマーケットの動向に注意する必要があるのでは、

などとお感じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

気の早い方は、このままでよいのか?
利益確定をしたほうがよいのではないか?

とお考えの方もいるかもしれません。

また、このままの堅調な状況が継続するのか?
その場合はいつぐらいまでか?
不安要素はないのか?

などが気になるかもしれません。

結論から言えば、
このように堅調な時もあるし、値下がりするときもあるし、あるいはもっと急激に値上がりするときもある
また、それがいつかはわからない

ということだと思います。

では、わからないのに何故利益がでるのでしょうか?

当サイトの運用(アドバイス)方針は、
長期間で期待できるアセットクラス(株式、債券といった資産の種類)ごとの平均的なリターンの獲得を目指す、というものです。
それが高い確率で期待できるのは、リスクプレミアムの存在があるからです。

小難しく書きましたが、ようは資産運用とはお金を誰かに貸すことですから、その貸し借りの約束事によって期待できるリターンは異なる、ということです。
沢山の企業に長いこと貸しておけば、貸し借りの約束事に見合った平均的なリターンが期待できるはずです。

もし仮に、良い投資対象や時期を事前に予想し、高い確率で的中するのであれば、長期投資も分散投資も必要ありません。
また、それができる方は、その方が早く沢山利益がでるでしょう。

わからないことを無理にわかろうとしなくても、十分に資産運用の成果を得ることが期待できるし、少なくとも過去は成果を得ることができました。

自分の投資スタイルの利益の源泉が何かが明確になれば、日々のニュースや金融機関の営業トークに惑わされることはなくなります。