2017/03/30

2017年3月末に開始した一括運用も5か月経過しました。
2017年3月末 10,000,000円
↓
2017年8月末 10,572,651円
と5か月で約57万円増と順調に推移しています。
資産配分も当初と比べリバランスをするほど大きく変わっていないのでこのまま継続します。
このサイトをご覧のかたの中には、よさそうな商品に動かしたり、値下がりしそうな商品を売却したりしなくて本当に大丈夫なのか? とお感じの方もいるかもしれません。
新聞やネットなどには、
「いまのお勧めは・・・」
「今後の見通しは・・・」
などということが良く書かれています。
また、金融機関の営業の方も同様に現在の情勢や今後の見通しを説明し、それに応じてお勧め商品を変えてくるケースが多いと思います。
当サイトでは、そのようにマーケットを予想し、それに合わせて商品を買い替えることは、長期的には投資の成果に結びつきにくい、と考えています。
2014年の金融庁のレポートによると、2004年から2013年までの10年間、金融機関のお勧め商品を2年ごとに乗り換えた場合の投資家のリターンは-0.3%(年換算)だったそうです。
その間に金融機関(販売会社、運用会社)が得ている手数料は、約30%です。
このデータを見ても頻繁に売買をすることがかえって投資を成果を得るのを難しくしていることがわかります。
シミュレーションのポートフォリオのように世界中の無数の企業に投資をするようなやり方の場合、
投資先のすべての企業が一度に無くなってしまうことはまずありません。
1社1社の企業は、環境や条件が変わったとしても、サービスの提供や生産を続け、ビジネスを継続しているはずです。
なので、仕組みとして投資は報われるはず、と理解してよいのではないでしょうか?